1万円を1万円としてきちんと使いたい
1万円相当のぜいたくをする権利
少し前の休日。ふと「もしかして自分は日々がんばっているのではないだろうか」ということに気がつきました。確実に働いている。いかにも社会人。社会に貢献している可能性は否定できない。
ということで自分に「1万円相当のぜいたくをする権利」をプレゼントしてみました。美味しいものを食べて明日からの英気を養うもよし。絶対に買わなそうなお洒落Tシャツをあえてゲットしちゃうもよし。
窓の開ければ外はいい天気。良質なぜいたくが出来そうな予感。テンションを急上昇させ、一万円札をヒラヒラさせながら散歩に出かけ、
公園のベンチでお茶を飲んで帰宅しました。
はい。
「これも贅沢じゃないか」と仰る方もいるでしょう。もちろん楽しかったですし、贅沢の一つのあり方だと思います。何側かはわからないですが、僕も普段はそちら側の人間です。無理して消費する必要はありません。
しかし公園の自動販売機で万札が使えず、普通に小銭からお茶を購入し、ヒラヒラさせた1万円札を温存してしまった僕は、ふとこう思いました。
「意外と1万円相当の贅沢はむずかしいな」
と。
質の高いぜいたくをすることはむずかしい?
この「1万円相当」というところ。「1000円相当の贅沢を10回繰り返す」のではなくまとまったカタマリと使用することでお金の持つパワーを分散させず質の高い体験がしたかったのです。
しかし普段からそういったところに関心がないせいか、お金を握りしめて一目散に駆けていく場所のストックがありません。
浪費する必要はないですが、楽しみ方を知らない理由にはならず、自分にとって有意義な場所やモノやサービスを見逃しているのではないか、という気持ちになりました。
これは1万円でなくても、10万円でも100万円でも同じ。もう少し自分の興味関心を広げて使い方を考えておいたほうがいざというとき「何をしていいかわからない」ということにならず思いきりよく楽しめそう。
一万円の使い道
手堅いところでは美味しいごはんでしょうか。日頃から気になるお店をリストアップしておきたいものです。高級店だと夜メニューでは予算オーバーになったりしますが、昼メニューなら1万円圏内だったりするので、チェックしておくとよいかもしれません。
また一点豪華といっても、食事などでパッと使う必要はなく、例えば日常品のデラックスバージョンなど、細く長く使えるものに使うのもよさそう。普段は低価格帯で済ませてしまう衣類や、お酒等の嗜好品をグレードアップして日々をエンジョイするのはいいと思います。例えば1万円の高級ふりかけなんかはないと思いますが、そういったニュアンスで
えっどうしようまよう。
並大抵のごはんにふりかけられなそう。だれかレビューを何卒ぼくに。